先日、ふとカメのカンナナの水槽を見たら、水が妙に白濁してたので、
換えたばかりなのにおかしいな〜?と思いながら再度水換え。
そしたら・・、まーびっくり!!
な、なんと、小さなタマゴの殻?の半分が出てきたのです。
飼い始めてもはや10年になりますが、こんなこと初めて。
ビックリしてネットで色々調べてみたら、カメのメスは
5、6歳くらいからニワトリのように
一匹でも卵を産むらしいのです。
(それも主に夏に)
多いときは、7〜10個くらいいっぺんに産むコもいるそうな。
産卵中に、卵が詰まって弱ってしまうカメもいるというので
心配でしたが、張本人のカンナナはいたって元気。
食欲もいつにましてもりもりなので、まぁ大丈夫かな・・。
いまいち性別不明だったカンナナですが、
ま、今回のことでメスってことが確定したし。
いや〜めでたしめでたし。
・・なんて思って、次の日。
水槽をのぞいて、またまたびっくり!
今度は完全体の卵が、底に沈んでいるではありませんか!!
大慌てで拾い上げてみると、カメの体にしては結構な大きさ。
日に透かしてみると、ちょっと黄身の色が見えたりして、
なんともいえない神秘的な気持ち・・。
オスのカンパチとは種類が違うし、別に飼ってて
日光浴の時くらいしか一緒にならないので、
まぁ〜無精卵だろうなぁ。
でも、カンナナが頑張って生んだんだな、と思うと、
どうしてもムゲに捨てられなくて、
これまたネットで調べて、孵化にチャレンジしてみることに。
ということで、急遽タッパーを利用した孵化容器に
鎮座させてみました☆
孵化まで2ヶ月ほどかかるらしい。
全然変化ないのわかっていながら、当日は気になって気になって、
30分に一回は覗きこんでました(笑)。
そして、月日は4日ほど流れ・・。
天気がよかったので、カンナナ・カンパチ共にベランダに出して
日光浴させ、さて水槽に帰らせようとして、またまたビックリ!!
こんどはベランダに、また卵ーー!!
慌てて拾い上げて、ネットで教わったとおり
上下がわかるように印をつけ、孵化容器へ。
結果、こんなんなりました〜(笑)
仲良く孵化を待つ、カメたまごブラザーズ。
この二つ以外にも、割れてしまったり
卵になりそこないのようなものも含め、
一週間くらいかけて計6個くらい産みました。
それらを合計すると、甲羅の中の結構なスペースを
卵が占めていたことになるんですが・・。
それがなくなった今、そのスペースには果たして一体何が??
しかも、今カンナナを持ち上げると、産む前に比べて
そういえば明らかに体が軽くなってるんです。
いや〜〜、すごい。
生命の神秘と、カメの生命力を感じますね。
さすが、長寿の象徴!!
そういえば最初の卵を産む前の日、一日中うるさいぐらい
もがいてバタバタしてたんですが、
もうお腹が卵でパンパンで苦しかったのかな。
偉かったねぇ、カンナナ〜(涙)
カメの孵化は、素人にはかなり難しいらしいし、
そもそも無精卵の可能性が高いので、期待薄ですが・・。
とりあえずしばらく、温かい目で見守ってみようと思います。
また、観察日記アップしますねぇ(*^ ^*)
出すもん出して、あ〜スッキリ☆なカンナナ(左)。
ほんと、お疲れさんでしたーー!!